少女のために星を捨てた少年の刹那的逃避行
そんな物語の表紙にしたい.
作業通話中友人に設定を話していたらSSを書いてくれました!ありがとう!
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「私と一緒に逃げようか?」
彼女は笑って僕の手を取る。
その真っ直ぐな視線は、僕が受け入れることを知っていた。
けれども僕は、答えない。
だって、本当は、ここに居たいんだろう。
それを僕は知っている。
だから、ただ、彼女の手をそっと握り返す。
「ありがとう」
彼女は笑った。寂しそうに。
この広い宙で、2人きり。
小さくて大きな宇宙鯨で、僕らはどこまでも旅をする。
2人でいれば怖くないよ。何もかもから2人で逃げよう。
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お題『宇宙鯨は恋と青春の夢を見る。』
本文お待ちしています!! と行かないまでもこういった世界観のラノベのイラスト担当したいです.巡り会わせてください.